本とグラフィックで巡る、ウラン堂ギャラリー「旅する、大人の絵本」

2018.11/23fri〜

“見知らぬ小さな街の、小さなミュージアムショップ”をイメージコンセプトに、この冬を楽しんでいただくためのウラン堂の2018年、冬メニューが出揃いました。

1Fブックコーナー（廊下）の右サイドは、ロック・ブルースの音楽雑誌・楽器本・DVDなどを、左サイドは、カフェ・スイーツ・料理などの美しい洋書などを展示・販売しています。

一段上のステージ（2ndフロア）では、今回の企画のメインディシュの、ウラン堂ギャラリー所蔵の「旅する、大人の絵本／世界の絵本・ウラン堂コレクション」が展示閲覧できます。この絵本の棚は、ウラン堂ギャラリーのリトウリンダが、永年に渡り収集してきた半世紀前の東欧やロシアの絵本、マリオネット・サーカス本など、希少本や珍本も含まれています。画家・イラストレーターは勿論、マニアの方にも楽しんでいただける構成になっています。このコーナーの本の閲覧を希望される方はスタッフまでお声がけください。また、販売用としてウラン堂セレクトの名作復刻絵本や、最近のグラフィカルな絵本などもご用意しています。さらに年末にかけて、「旅する、大人の絵本」も入荷し、充実していく予定です。

2Fの図書サロン（アート・デザインフロア）では、ウラン堂ギャラリーのアートディレクター・リトウリンダのアトリエの一部を再現してみました。ここでは、彼の多岐に渡る仕事の中からアート・デザイン・編集・タイポグラフィーを中心に、この空間自体を新たに再構築しました。自身のシルクスクリーンポスター作品をはじめ、現代美術の巨匠のデッサン、影響を受けたフォトグラファーの写真集、100年前に活版で印刷されたフランスの新聞（FIGARO）や新旧のタイポグラフィーの名著、世界のグラフィックの資料などを、いろいろな角度から楽しめるように構成しました。このコーナーのポスター作品は、月ごとに入れ替る予定です。制作コンセプトや印刷手法などの説明なども、同時に楽しんでいただけます（要予約）。また、この2Fサロン（アート・デザインフロア）ではロゴ制作やブランディング計画・販売促進・広告・グラフィック・パッケージ・出版計画・アーティストとのコラボ企画・展覧会やイベントなど企画のご相談も承っています。